畑のこと
- 2017.09.14 Thursday
- 17:53
畑の入り口。今年はケイトウや千日紅など花も育ててみています。
ガパオの花や勝手に出てきた冬瓜の花の黄色も相まって綺麗ですね〜。
お店にも花を生けられるし、毎回眺めるのが楽しみです。
なかなかブログで畑の様子も書けていなかったので、今回は写真いっぱいでご紹介。
今年は豊作!!タイのトマト。
フォンディンの畑は自然農でやっています。「耕さず、農薬を用いず、草や虫を敵としない・・・」
と言うあれです。一般的な慣行農法を知らない!ということもありますが、何をして一般的かも?。
以前にも書いたことがあるかもしれません。自給自足に近い暮らしをしている同級生のところに
居候したことがきっかけではじめて、やっぱり野菜が美味しいし、畑が美しいし、未来に向けて持続可能な
暮らしの姿があると思えたのが大きな理由。
肥料の臭いのや、ビニールやプラスチックのゴミや、燃料使って機械がガーガーうるさいのも嫌いですしね。
鳥や虫の声、沢の水の流れる音を聞きながら、自分の体と心ひとつでやれるのはとてもシンプルでいい。
定住を決めてからは、おそらく自分が動けなくなるまでやるその場所は大切で、
作りながら壊れていく、生涯をかけた作品のようだと思っています(その割にはちらかってますが・・・)。
はぁ〜、何とも愛らしいタイのナス、マクア・プロ。
お店をしながらだし、手作業なので、そんなにたくさんは作れません。
自分たちの食べる分とお店で使う分をできるだけ自給したいな、と思っています。
今年はトマトやナスやきゅうりがうまくできたので、仕入れもコストダウン!
そこもけっこう大事。
オクラがいっぱい採れたし、今日のメニュー何にしよ?
メニューを決めて仕入れに行くより、野菜があってメニューが決まるのは自然。
もともと、冷蔵庫にあるものをうまく組み合わせて使って料理することに燃えるタイプ。
食べ物を残さない、捨てない、そういう飲食店が増えて欲しいなあ。
妻が種採りを続けている「真黒ナス」
固定種を育てて、種を取って繋いでいくことも大切。
だんだん土地に馴染んでいって、強く育って、美味しくなって、人間もそうありたいものです。
今まで取ったことないけど、ズッキーニどうかな〜、と思っていたらいた!!種候補。
写真では小さく見えますが、けっこういい感じに仕上がったボディービルダーの
ふくらはぎくらいあります。キレテル!!
大豆すっぽんぽん!鹿ですね〜。一時期は猿にもいっぱい野菜を食べられてしまったし、
動物対策も考えていかないとなあ。
近い未来に追われながら、それでもやっぱり遠くの未来を見ていたい。
平和な暮らし、美しい畑、美味しいごはん。
薄暗くなってくると、イルミネーションのように花開くタイのヘチマ。ブワップ・リアム。
そろそろ家に帰ろうか。
美味しい晩御飯が待ってますよ〜!
- 自然農
- -
- -